オレの誕生日。娘におめでとうと言われたくて
どうも、数年後には育毛・植毛系のビジネスの大敵になる予定の輝くハゲプロジェクト代表のコーディーです。
私事ではございますが、一昨日おハゲは34歳の誕生日を迎えました。
オレの中では誕生日と言えば、家族がおめでとうと祝ってくれる1年に1回の行事。
しかし、その3日前くらいからオレの誕生日の話題を3歳の娘のコハにゃんに言うと超不機嫌。
というのも、彼女の誕生日も来月。
オレの誕生日が先に来るのがズルい!との事。
そして一昨日の誕生日当日の朝、妻がオレに「誕生日おめでとう!」と言ってくれた。
だけどやっぱりその横でコハにゃんは不機嫌そう。
更に
コハにゃん「全然おめでとうじゃないし!」とボソっと呟く
それを耳にした妻が「なにそれ⚡ なんで、ちゃんとおめとうって言えないの!?⚡お母さん悲しい」と怒る。
コハにゃん大泣き。
そして、泣きながら
「お、お、お、おと、さん、えぐ、おだん、えぐ、じょうび、えぐ、おめでど」
「おー!ありがとう!!」と笑顔で答えるオレ。
でも、なんか心が痛い。
そんな誕生日当日の朝の家を後にし、オレは仕事へ。
職場に着き午前中 ぼーっと ここ3日間の娘の様子を振り返る (←仕事しろw)
まぁ、確かにオレら両親も彼女に対して、4歳の誕生日になったらナンチャラカンチャラと結構盛り上げて喜ばしてたからなぁ…。
その前に突然オレの誕生日が来たら、まだ誕生日というイベントがよくわかってない3歳の娘からしたら
エ―――――ナニソレーあたしのは?! ってなるんかなぁ
妻もオレの事を思って娘に「おめでとう」って言わせたかった気持ちはとてもとても嬉しい
ただ、あの感じでおめでとうを言われても、逆に心が痛むよなぁ…
どうしたものか…
結局午後も ぼーっと 解決方法を考えるが接し方が見つからない (← ″ )
そして、ついに帰りの車の中で天才的な案を閃いてしまった。
オレのお誕生日を娘にあげよう
家に帰り、ドアを開けるとドドドドドドドドドと慌てて妻と娘が棚の中に隠れて、オレへの手紙を書いていた。(どうやら娘のコハにゃんは隠れてお絵描きしてるという感覚らしい)
『いや、見えてるし!てか、なんで今なんだよ!!笑』
と、思いながらも娘の所へ行き
「あのさ、お父さんコハにゃんにお父さんのお誕生日あげることにしたよ!お父さんがいるからコハにゃんいるんだし。お父さんの誕生日はコハにゃんの誕生日ということにもなるということで、どうだい?」
と伝えると。
一瞬だけ「???」の表情をしたけど
みるみるうちに顔がニコニコへと変わり
目がはじけるようにキラキラしはじめ
「いいん?ホントにいいん??」
「うん、いいよ!だからお父さんのお誕生日もお祝いしてくれ(*´▽`*)」
「やったー!お父さん、お誕生日おめでとう!!」
これこれ、これが欲しかったんだよ。感動。
まぁ、こじつけな感じだけど、大きくなるにつれ普通に祝ってくれるだろう。
今はこれでいいさ。
そんな2人のやり取りをニコニコと聞きながら、妻は棚の中のゴミ箱の蓋の上で手紙を書き続けていた。
『なぜ今なんだ!笑』
おしまい