我が家の家庭内格差の話
オレの娘コハにゃんは3歳と9カ月。
最近は以前にも増して、色々なものに興味を持っている。
中でも、絵本やテレビなどでも出てくる
”死”
という事をコハにゃんなりに理解してきている。
死ぬ→いなくなる→悲しい・寂しい
という感情は育っているようだ。
ただ、あくまでも子供は子供。
とても、純粋で正直。
そして時に残酷なのである。
この間、夜寝る前にコハにゃんをトイレに連れていくと突然
コハにゃん「ねーねー、おとーさん。みんなしぬん?」
オレ「うん、人はいつか死ぬんだよ」
コハにゃん「おかーさんも?」
オレ「うん、おかーさんもだよ」
コハにゃん「えー!やだやだ!!」
コハにゃん「おかーさん、しぬのやだやだやだやだ!!!」
コハにゃん「そんなのやだー!!!!」
一瞬で悲しみの感情を爆発させる娘を
オレ「大丈夫、大丈夫!それまで楽しいこと沢山あるよ」
コハにゃん「おかーさん、しんだら、かなしい…。」
オレ「大丈夫だって。でも、おとーさんだって死ぬんだよ」
はっ!しまった!!
また大騒ぎしてしまう!!!
オレは自分のミスを心の中で悔やんだ。
コハにゃん「へー。そーなん?」
ジャー。←おトイレ終了
スタスタスタ。←素通り
オレ「おい。」
隣の部屋からは【ク】なのか【カ】なのか分からないが
その一連の会話を聞いて、笑いを堪えきれてない妻の声が漏れていた。
そういえば、前にメダカが死んだ時もこんな反応だったな。
今のところ、彼女に映る我が家はこんな感じでしょうか。
おしまい